平凡な主婦が一念発起
子育てママの慌ただしい日常を心地良いものにするために
こだわって企画・開発した
ママがつくるママのためのタオルウェア
PEACE for momsは、いつも忙しい子育てママたちに、日々の暮らしを少しでも心地良いものにして欲しいという想いで立ち上げたタオルウェアのブランドです。想いがカタチになるまでには、かなりの時間がかかりましたが、平凡な専業主婦がなぜ事業を始めようと思ったのか。そこには一筋縄ではいかないストーリーがありました。
自身のワンオペ育児時代を
助けてくれたタオルウェア
私自身今でこそ子育てが一段落したママですが、子ども達二人が小さかった頃は、長い間ワンオペ育児をこなしていました。2歳差だったので、何をするにも手がかかり、特にお風呂の時が一番大変でした。そんなある日、たまたま見つけたタオルウェアを購入し使ってみたところ、とても便利だったので愛用することに。デザインも可愛かったので、ほんの少し気分を上げてくれていたのを覚えています。
テレビで子どもを追いかける
母親を見て思ったこと
いつしか我が家の子ども達も大きくなり、子育てが一段落した頃、テレビの番組で慌ただしくお風呂上がりの子どもを追いかけているママさんを目にしました。「バスローブみたいなものがあれば、ママも少しは楽になるのかもしれない」お風呂上がりは、子どもが小さければ小さいほど、多ければ多いほど大変です。走り回る上の子を横目に、生まれたばかりの赤ちゃんの着替えを、まず一番最初にしなければいけません。赤ちゃんを待たせることなく、まずは自分がさっと羽織れるものがあることで、ママのお風呂上がりは、ちょっとだけ快適なものになるのではないか。ママの慌ただしい日常に、少しでも役に立つ気分の上がるものを作りたい。そんな想いから一念発起、ブランドを立ち上げることにしました。
簡単ではなかったものづくり
世の中には、お裁縫が得意なママさんが沢山いらっしゃいますが、私はお裁縫が特に得意というわけではありませんでした。しかし「自分が良いと思ったものを着たい」となると、自分でつくるのが一番です。タオルウェアを作ろうと決めてから、私の代わりに縫製をしてくれる業者さんを探し始めました。インターネットのお陰で、すぐに見つけることができましたが、「デザインを描いて依頼してカタチにしてもらう」という作業が、とてつもなく難しいことを、この後思いしらされるのでした。
縫製業者と作り上げた信頼関係
私はいわゆるこの業界では全くの素人でした。何から始めて良いのかもわからず、ただ自分の考えを信じて進めていましたが、ことお裁縫に関しては、プロの業者に頼むしかありませんでした。そこでたまたまサイトで見つけた会社が良さそうだったので、依頼をすることにしました。個人向けにも対応していたその縫製業者は、少ない枚数からも受け付けてくれるというところが魅力でした。早速連絡をとってみると対応も速く、担当の方からも安心してお任せできる会社であることが感じられました。しかし時はコロナ禍。デザインについてのやりとりや、納期の調整など、時間をかけて確認しあい、時にアドバイスもいただいたり。何度も何度もメールのやり取りを行い、電話での確認をし、時間をかけてコミュニケーションを重ねながら、少しずつ信頼関係を築いてゆきました。おかげさまで新しい世界を僅かではありますが、学ばせていただいたように思います。
デザインに込められた想い
タオルウェアのデザインには、ママの声が反映されています。そして私自身、子育てしてきた一人のママとして、こんなものがあったらいいな、を取り入れてみました。タオルの肌触りが良く、便利で、大人の女性が可愛いと思えるデザインであること。タオル生地は伸縮性がないので、ゆったりとしたカタチでありながら、シンプルで可愛く、気分の上がるものであることにこだわりました。そして何よりも自分が着たいと思うものであること。タオルウェアをきている時は、ママに心地良さを感じて欲しい想いを大切にしてきました。
価格について
PEACE for momsは、国産の生地を国内の工場で縫製してもらっています。決してお買い得と言える価格ではありませんが、Made in Japanにこだわっているからに他なりません。私たちは2020年、未曾有の事態により、生活の見直しを余儀なくされました。それにより、今まで以上に国内生産にこだわることそこ、これからの時代、日本の生活が豊かになってゆくきっかけになるのではないかと考えています。
想いがカタチになる
数え切れないほどの紆余曲折、失敗、試行錯誤を重ねてきた結果、ついに商品第一号が完成。既にブランドを立ち上げようと決心してから二年余りが経過していました。平凡な専業主婦の挑戦はまだまだ続きますが、一人でも多くの子育てママを応援したいという気持ちを、これからも大切にしていきたいと思います。